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四国へんろ 八十八ヶ所霊場を巡る

◇はじめに

定年後、時間の余裕ができて「四国へんろ」に(少し)興味はあっても、
・何を、どう始めたら良いのかわからない…
・どのような感じ? 白装束でお経を唱えなければならないの? という方に
私の「経験」「実体験」が少しでも役に立てばと思います。

四国へんろというと、もちろん
・1番から88番まで、順番に歩いて巡礼する という本来のスタイルもありますが、
・車で、オートバイで、自転車で巡礼する もあり、
・バスツアーに参加する という形もあります。

また、
・八十八ケ所、全て回ることに拘る(「願をかける」「朱印状をコンプリート」など)
・全ての霊場を回るのは難しいが、見どころ、ハイライトとなる霊場に行ってみたい
という、違いもあると思いますし、

・早く一気に回りたい。歩くのは時間がかかりすぎる
・歩くのは、体力的に難しい
・〇年かかることになっても達成したい など
事情は様々、あると思います。

私は、順打ち、逆打ちこだわらず。時間はかかることになっても。ただ、(極力)歩くことに拘りたい。
八十八ケ所全て巡りたい。という気持ちでのスタートです。
・歩くことならではの発見があるのでは、という想いと
・八十八ケ所巡礼の達成感を
・朱印状をコンプリートしたい と思っています。

◇巡礼スタート

お遍路のスタートは納経帳ほかの入手から。
徳島市 阿波おどり会館内「あるでよ徳島(注:凄いネーミングですが、要は売店です)」が
好みを選ぶことができて良いと思います。オマケで観光も。
【徳島市 阿波おどり会館】のホームページ。https://awaodori-kaikan.jp

納経帳に限らず、お遍路用品は事前にアマゾンや楽天でも購入することはできますが、
大きさ、重さ、そしてデザインやモノとしてのつくりも様々です。
長くつきあうことになる一品、思い出のひとつにもなりますし、
現地で実物を手にとってみて決める。購入することをお勧めします。

◇徳島県:第1~10番、第13~17番

第一番:霊山寺(りょうぜんじ)
第一番だけあって、門前にお遍路に必要な品を買うことができる店があります。
阿波おどり会館に行く時間がなかった方は、いきなりここからスタートでも。
ご朱印については、ご参考:https://ohenro.konenki-iyashi.com/category3/entry38.html

徳島市内のビジネスホテルに前泊し、荷物はミニマムに。JRで寺近くの坂東駅まで移動。
朝一番、霊山寺から歩き始めます。
初日は、足慣らしをかねてつらつらと、第6番:安楽寺まで。
地図は、案内マップが各所で入手できますし、今は、Googleマップもあって、
道に迷う心配もなく安心安心。
お遍路と聞いて想像するような、笠・袈裟・白衣の人は、歩いている中では、ほとんどいません
(お寺ではたまにはいますが)。普段どおりの恰好(衣服)でOKです。
但し、突然の天候不順に備えられるものになっているとBEST。
山岳トレッキング用のウィンドブレーカー(車から見て目立つ明るい色)を
夏以外は着ています。
安楽寺からは、バスで徳島市内に戻って後泊。バスの本数が少ないので、事前に要チェック

第二番:極楽寺
第三番:金泉寺

第三番:金泉寺から、第四番:大日寺までは、よほど健脚でない限り、1時間以上かかります。
次のお寺までの距離がある時は、お手洗いを済ませてから出発することをお勧めします。

第四番:大日寺
第五番:地蔵寺
第六番:安楽寺

徳島市にて。徳島ラーメンももちろんお勧めですが、
駅近くの【堂の浦】の鯛の塩ラーメンもお試しください。
徳島を発つ前に、どうしても、もう一度食べたくなって行ったのですが
シャッターが閉まっていて、
手書きの「今日は、鯛をつりに行くのでお休みします」の小さな張り紙が。。。
(このようなこともありますが)自分の運を信じて行ってみてください。
前日、鯛が大漁!だったかもしれません。

第七番:十楽寺

1か月後。。。第六番:安楽寺に徳島市からバスで戻って、再スタートです。
重い荷物を背負いながら、一気に歩くような力は私には残っていないのです。
本日の最初のお寺は、第七番:十楽寺。本日の目標は、第十番:切幡寺まで。

第八番:熊谷寺

コンビニも街道沿いにありますが、そこら中に飲食店があるわけではありません。
せっかくだから、と思うならば、自分が歩くペース・かかる時間も考えながら
「お昼は、どこで、何を食べるか」食べログなどで事前に検索して計画しておきましょう。
ここは、阿波ですが、讃岐の隣国。おいしい讃岐うどんの店もありますよ。

第九番:法輪寺

第九番:法輪寺から第十番:切幡寺へ。切幡寺は、山の中腹、石段登りの先にあります。
17:00までの納経の締め切り時間に間に合わなくなると「事件」なので、
時間には余裕をもって歩いていきましょう

第十番:切幡寺

本日のハイライトは、最後の切幡寺から、JR阿波川島駅まで歩く道中で訪れました。
清流で名高い吉野川を渡るのですが、へんろ道では【川島潜水橋】を渡ることになります。
増水すると沈む橋だけあって、橋から水面までが近い!
橋に這いつくばって覗き込むと(とても大きな深い川の)川底まで見通せて
吸い込まれるようです。
天気に恵まれる必要はありますが、要チェックポイントで

第十三番:大日寺

翌日。。。時は1月、悪天候が予測される中、山中を巡ることになる
第十一番:藤井寺、第十二番:焼山寺は回避して(いつになるか、わからないが後日)
第十三番:大日寺まで徳島市内からバスで移動してスタートです。
本日の目標は、第十七番:井戸寺まで。

第十四番:常楽寺
第十五番:国分寺

常楽寺、国分寺と歩いていく中、1月とはいえ四国で横殴りの雪が!
いにしえの巡礼では行き倒れが出たということを体感として理解した次第。
季節、状況にあわせて、軽装備(身軽に)⇔重装備(悪天候に備える)のベストバランスを

第十六番:観音寺
第十七番:井戸寺

観音寺、井戸寺と街中に戻る中で、雪も小降りに。
井戸寺からJR鮎喰(あくい)駅*まで歩いて、本日終了。
*吉野川近く。鮎喰町という土地があるようです。よほど鮎がとれるのでしょうか

◇香川県:第68~81番、87~88番

(第71~75番)

第七十一番:弥谷(いやだに)寺

数か月後、時は春。
(まとまった時間をとって、四国に行くのが難しいこともありますが、寒い中、歩くのには懲りました)
阿波から讃岐へ大きく場所を移して再開です。
岡山市(用事あり)に前泊し、四国はJR宇多津駅のコインロッカーに不要な荷物をおいて
身軽になってから、JR予讃線「みの駅」へ移動し、歩き始めます。
本日は、第七十一番:弥谷寺から第七十五番:善通寺までが目標です。
弥谷寺は、540段の石段を登った先の山のお寺、いきなり息があがりますが最初のお寺でまだ元気。
夕方、最後に疲れたところで行かない方が良いと思いますが、
岩屋あり、摩崖仏あり、三豊平野の景観ありと見どころ&達成感もありお勧めです。
八十八寺、全て巡礼するつもりがない方もこのお寺は参拝することにしてはいかがでしょうか。

第七十二番:曼荼羅寺
第七十三番:出釋迦(しゃか)寺
第七十四番:甲山寺

見ているだけで心が洗われるような、きれいな麦畑が広がる中を歩いていきます。
甲山寺をあとにして、ここは、小腹がすいたところでお決まりの讃岐うどんです。
善通寺近くの【宮川製麺所】におじゃましました。
茹でて、どんぶりに入れるところからのセルフサービスで戸惑いながらも、
お店の方も(こうしたお客には)慣れたもの、親切にやり方を教えてくれました。
味は「評判通り」。地産地消、見てきた麦畑の麦がこうした讃岐うどんになるのかなぁと思うと、
さらに美味しく感じられます。讃岐うどんは土地に根付いたものであったと改めて確認した次第。

第七十五番:善通寺

ここで事件。讃岐うどんを味わっているうちに17:00に間に合わず、
善通寺で納経できず。
次に、この地域を訪れる際には「善通寺スタート」で決定。
(ご朱印は、秋に訪れた際にいただいたもの。今回もお参りはできたので、ここにアップ)
本日は、JR宇多津で荷物をピックアップして高松市まで移動。ビジネスホテル泊です。

(第87~88番)

第八十七番:長尾寺

本日は、高松市内から琴平電鉄長尾線で長尾駅まで移動、
「ラス前」の第八十七番:長尾寺からのスタートです。
朝一番(7:00)に納経を済ませて、結願の寺、第八十八番:大窪寺までは約16kmほど、
長尾寺では15名ほどお遍路さんがいましたが、歩き始めるとすぐ私一人になりました。

天気も良いことから、途中でバスも通る街道から分かれて山道へ入り、峠越えとなります。
最後は人ひとりが通ることができるだけの細道に。Googleマップはまさに必需品です。
上り坂だけに肉体的には「きつい」わけですが、山や沢を渡る風、鳥の声、
木漏れ日の光などを五感で感じながら歩く行程は精神的には「快適」です。
そして、峠のピークには、舞台のような大きな岩があって、
その上から屋島、瀬戸内海を見渡すことができます。
一息ついていると、突然、大きなバックパックを背負った白人女性が一人で現れてびっくり。
日本語はほとんどできない(少しお話しました)中で「こんなところまでよく来るなぁ」と感服した次第。
ここを過ぎれば、基本的には下り坂、第八十八番:大窪寺まではあと少しです。

第八十八番:大窪寺

ついに、結願の地、第八十八番:大窪寺に到着。
(ご朱印の左下には「結願所」の印が入ります)
途中のお寺を大いに省略して「これにて終了」ということではなくて、
巡礼を終えた人たちの姿なども見て、モチベーションアップを図ろうという算段です。
本当に八十八カ所巡ることができた暁には、高野山を訪れて、私なりの結願としようと思います。
帰りは(徒歩ではなく)バスで長尾駅まで戻ります。
峠であった女性には、連れのご主人がいて、大窪寺で会いました。
ご主人は「バスで来た」とのこと。女性は強し。

(第75~81番)

第七十五番:善通寺(ご朱印再掲)

時は、秋。戻ってきました善通寺。2度来ることになろうとは。。。
丸亀市のビジネスホテルに前泊し、再スタートです。
本日の予定は、第七十八番:郷照寺まで。
善通寺は、広大な敷地に五重塔など見どころも多く、
1時間ほど滞在する予定で、計画をたてておくのがお勧めです。
お寺の隣には、出汁(だし)の美味さで有名な讃岐うどん
【こだわり八輻(はちや)】さんもあります。
また、よほど先を急ぐのでなければ、金刀比羅宮詣でと組みあわせても良いと思いますので、
事前に時間コントロールを考えておくと充実した旅をなると思います。

第七十六番:金倉(こんぞう)寺
第七十七番:道隆寺
第七十八番:郷照寺

本日は、にわか雨の雨宿りなどありましたが、12kmほど平地での道のりで、余裕をもって終了。
石垣で有名な丸亀城を見る余裕もできました。
夕食は【骨付鳥 一鶴 丸亀本店】で。グルメ紀行ではないのですが。。。

第七十九番:天皇寺

丸亀2泊3日、2日目の目標は、第七十九番:天皇寺~第八十一番:白峰寺まで。
約30kmほどの行程。山道もありで、気合を入れて臨みます。
JR丸亀駅から天王寺最寄りのJR八十場駅まで、ここはJRを使うことにして
(郷照寺→天王寺間の「歩き」は、歩くと白峰寺まで行って戻ってくることができなくなるため断念)
朝一番、天王寺からスタートです。このお寺は白峰宮(神社)と隣接し、
参道には、普通の鳥居の左右にやや小さい鳥居が組み合わされた【三輪鳥居】があります。
珍しい…のではありますが、観光客もなく、とても静かな神社、お寺でした。

第八十番:国分寺

国分寺での納経を終え、白峰寺へ向かおうとしたところ、地域の集会所のようなところで、
みかん・お菓子・お茶のお接待。
白峰寺までは、約10kmの山道・登り道。「お気をつけて」の声を後に歩き始めます。

第八十一番:白峰寺

白峰寺への納経を済ませて、別ルートで帰路につくと、すぐ近くに【崇徳天皇陵】が。
こんな所に天皇陵が?ということですが、悲運の帝ともよばれる(名前に、祟り:たたりの字が入るのもすごい)
崇徳天皇の物語はネットで検索を。

丸亀市まで戻る帰路は、最寄りのバス停まで遠く、バスの時間も合わずで、
結局、JR八十場駅まで、歩いて戻ることになりました。
夕暮れ迫る遍路道、驚くほど大きくなった太陽の夕日を浴びながら、
すれ違う人もいない中、一人でひたすら歩いたことも旅の記憶の大切な一コマです。

第六十八番:神恵院

丸亀2泊3日、3日目の目標は、軽めの行程で、第六十八番:神恵院内~第七十番:本山寺まで。
JR予讃線 観音寺駅まで電車で移動してスタート。街中を歩きながら【柳川 本店】で、讃岐うどんを一杯。
昨日を思えば楽勝で、ほどなくして神恵院、観音寺について納経。
琴弾公園の丘のうえに登って有名な「寛永通宝」の銭形砂絵&瀬戸内海を見渡します。

第六十九番:観音寺
第七十番:本山寺

観音寺から、本山寺までは、財田川に沿った平坦な道を歩いて、約5km、1時間と少しの道のりです。
納経を済ませてJR本山駅から帰路に着きました。

◇高知県 コロナ後の再スタート(2020年10月~)

やっと、再び歩きはじめることができた四国へんろ。
ここでは、頂いたご朱印のみをアップしていきます。

(第28~35番)

第28番:大日寺
第29番:国分寺
第30番:善楽寺
第31番:竹林寺
第31番:禅師峰寺
第33番:雪蹊寺
第34番:種間寺

◇愛媛県 松山市近辺

(第44番~53番)

第44番 大宝寺
第45番 岩屋寺
第46番 浄瑠璃寺
第47番 八坂寺
第48番 西林寺
第49番 浄土寺
第50番 繁多寺
第51番 石手寺
第52番 太山寺
第53番 圓明寺