予約をとって、年金事務所へ年金相談へ行ってきました。
相談内容は、任意加入については
・老齢基礎年金を満額受給できる納付月数480月(40年)に
達していないため、任意加入を考えたい
・任意加入により収める金額と、将来、受け取ることのできる年金の増額の関係は?
どのような設計になっているのか?
・加入する場合の支払い方法、手続き
付加年金とは
・どのような、制度、仕組みか? になります。
相談では、相談内容を事前にお伝えしていたこともあって、スタッフの方が、
私の場合の「480カ月に達するまで任意加入した場合」と「任意加入しなかった場合」を
比較する資料を用意してくれていました。
(具体的な金額の比較は、ここでは控えますが)
制度設計としては、ざっくりいうと、
「任意加入で収めた金額分」と、65歳から年金を受け取り始めた場合、
「65歳~75歳までの約10年間の受け取り増額分」とが、だいたい?釣り合っている。
ですので、平たく言うと、75歳以降も10年を超えて、
年金を受け取ることになるならば入っておいた方がよい。と、理解しました。
もとより、
・何歳まで生きるかわからない
・何歳から年金を受け取るのか決めていない
・少子高齢化の中で、年金の制度自体、見直しがあるかもしれない
・将来の年金にかかる税金(所得税)だって、どうなるかわからない
(これだけ、コロナ対策で財政支出が膨らんでいるのだから)
(年金が増額されても、増税があって税金でもっていかれる?かもしれない)
ため、細かく計算して考え過ぎても仕方がないわけですが、
まさに、長生きのリスク?に対する「保険」だとするならば、
任意加入は「あり」なのではないかと思いました。
当面、足元で支払う保険料は、来年3月までは
16,540円/月(普通の1号の保険料と同じ)です。
これを、480カ月に達するまでの、nカ月分(1年間で20万円弱)払う
ことになります。
任意加入する場合、
・口座振替orクレジットカードで(現金による納付は無いようです)
・毎月、4月に1年分前納、4月に2年分前納などの払い方がある。
前納すると納付額の割引?がある、というものでした。
手続き自体は、銀行口座の通帳と印鑑を持っていっていたため、
その場(相談窓口)で、用紙に記入して簡単に行うことができました。
付加年金は、
・任意加入をすると、付加できるようになる
(逆にいうと、任意加入せず、付加だけを行うことはできない)
・国民年金の定額保険料に「+400円/月」付加保険料を払う
・支払った付加保険料総額と将来の年金増2年分が釣り合っている というものでした。
任意加入するならば、付加も行う方が、判断の筋が通っていると思います。
以上が、私個人での顛末ですが、今回まで
・退職、60歳以降での国民年金「任意加入」や「付加年金」の
存在、内容を(よく)知らなかったわけで、
同じような方もいるのではないかと思い、紹介させていただきました。
もし、興味をもたれたならば、
ざっと、国民年金の制度について勉強する
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/
自分のケースについて掘り下げて考える&何度も年金事務所に行かなくて済むように
・(いきなり行くのではなく)年金事務所に予約をとって行って相談する。
予約の申し込みは、0570-05-4890 平日、8:30~17:15
(全国の年金事務所の予約ができる)
・口座振替で払うつもりならば、通帳と印鑑をもっていく
ことを、お勧めします。
個人の事情は様々かと思います。
言わずもがなですが、ご自身での勉強、確認、判断による、
ご自身の年金の設計・カスタマイズをお願いいたします。