映画「おらおらでひとりいぐも」を見てきました。
芥川賞&文藝賞受賞の小説の映画化です。
といって、小説を読んで、映画化を楽しみにしていて見に行った、
というわけではなく。
映画館の上映中作品紹介の「ストーリー/解説」欄を
たまたま目にして気が向いたから、といったところです。
https://oraora-movie.asmik-ace.co.jp/
主人公の脳内?思い出?心象風景?が折り重なるようにでてきますが、
シーン、絵作りの設定や転換、そこから生まれるテンポが良く、
ある意味、淡々とストーリーが進行する、2時間を超える作品ですが、
しみじみと楽しく見ることができました。
(わかりにくい感想だとは思いますが、興味を覚えた方は見てください)
このような映像になる原作の小説は、
文章・文字でどのようにこの内容を表現しているのだろう?と
興味が湧いてくるような映画でもありました。
出演者のにじみ出るような個性や演技も味わい深い?もので、
キャスティングもこの作品にあっていたと思います。
主役の女性の現在(75才)を田中裕子、
若き日を蒼井優の2人1役で演じているのですが、
超絶技巧メイクの1人1役のようでした。
(簡単にいうと、このお二人、顔が似ている‥‥)
映画館内は、コロナ対応で、完全に一人おきで席を販売。
鬼滅の刃とは(同じ映画館なのですが)売り方を変えているようです。
また、平日の昼間とはいえ、(私より年配とおぼしき)女性が8割!と
いうのも、初めての経験でした。
情報感度が高いなぁ。素晴らしい。
映画は、予断を入れず、雑食で?見にいこうかと思います。
乞う、ご期待。