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いってみました #映画 #名もない日 #日比遊一 ネタバレなし

映画「名もない日」を見てきました。
映画「名も無い日」公式サイト|
映画「名も無い日」最新情報・上映館 – (zzyzxstudio.net)

誰もが知る、知名度の高い映画ではないと思いますが、
見るきっかけとなったのは、
・伏見地下街に貼ってあったポスター
 (何となく、気になっていました) と
・名古屋市美術館で見た、映画の監督、日比遊一氏の写真展 でした。
 (監督は、元々、写真家として世に出た方です)
常設企画展「日比遊一写真展/心の指紋」/名古屋市美術館 | 【公式】

写真展で、氏の作品を見ることになったのは、まさに、偶然。
グランマ・モーゼス展を目的に美術館へ行ったところ
日比遊一氏の写真展も実施していて、
「モーゼス展のチケットで常設企画展」も見ることができる
ことからでした。
作品を見ること自体が初めてでした。

写真展の写真、作品は、
「明暗」と「ボケの使い方」がとても印象に残るものでした。
この人が監督の映画とはどのような映画だろう?
という、興味関心がわきあがり、
さっそく、ティーチイン付き特別上映会のチケットを予約しました。

ネタバレ的なことはここでは控えますが、
映像は、氏の写真作品が「動く」ような印象に残るもので、
ストーリーは、様々な伏線がちりばめられる中で、
ぐいぐいと引き込まれるものでした。

その「引き込まれ感」の強さのコアにあるものは、
上映後のティーチイン&映画パンフレットで
私は、後から知りましたが、
結果としては、その方が良い(知らずに見た方が良い)
気がします。

一度、見ただけでは気が付いていない伏線が
まだまだありそうで、久々に、
「もう一度、映画館で見ても良い」と思う
作品に出合うことができました。

名古屋の熱田区が撮影の中心となっており、
広告・宣伝等では、そこが、強調されている?ところもありますが、
名古屋には、何の縁もゆかりも、興味もない方でも
そうしたことには全く関係なく、
普遍的な「見る価値」をもっている作品だと思います。

私小説的な・・・作品ですが、
(変な方向に)のめり込みすぎず、
きちんと「映画」にしているところが、素晴らしい。
出演者の演技も見ごたえありです。

これからも、良い映画との出会いを求めていきたいと
思います。
乞う、ご期待。