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２日目は、第１２番 焼山寺を目指します。
摩廬山 正寿院 焼山寺 – （一社）四国八十八ヶ所霊場会 (88shikokuhenro.jp)
街や他のお寺とは離れたところにあり、
行くのも帰るのも時間がかかる…ということで
後回しとなっていた懸案のお寺です。

レンタカーを借りていけば簡単なのですが、
それでは、このお寺らしい醍醐味？を味わえないため、
バス＆徒歩の組み合わせで行くことにしました。

当日は、午後から天気が崩れる予報のため、
少しでも早く切り上げるため、
朝8：05徳島駅前発の徳島バスで移動スタート。
終点の神山町の神山高校前を目指します。

１時間を超えるバスの旅で9：13着の予定。
今日はあまり遅れることなく9：30前には到着しました。

ここからは町営バスの路線もあることはあるのでですが、
１日３本という超過疎ダイヤで時間が合うわけもなく、
素直に焼山寺へ向けて歩き始めます。

車道を歩くダラダラとした登りから
寺が近づくにつれ、徒歩のみで車は通ることができない
急な上り坂のへんろ道と移り変わっていく
いつものパターンで２時間と少しで到着。

車で行っては味わうことのできない、
歩きへんろならではの道でした。

歩く…ただそれだけのことが、
とても贅沢な時間に変わります。

カラダは疲れる、足は痛くなりますが。

お寺は山寺らしい佇まい。

「焼山寺」という名前が
珍しい、不穏な？感じですが、由来は以下の通り。

弘法大師 空海…さすがです。

帰りは、町営バスの終点まで１時間、
やや急いで歩いて１日３本のバスのうちの１本に
間に合わせて乗ることができました。

バスに乗ってきたお遍路さんが一人いて
私よりややお年の小柄な男性。
入れかわりで帰る私と停留所で少し話をしたのですが、
あまり下調べをしていないようで、
「ここからどれくらいかかりますか？」と
尋ねられました。
これから天気も崩れる中、
１時間を超える登りで大丈夫かなとは思いましたが、
元気に？出発していきました。
伝えるべきことは伝えましたが、
ご無事でしたでしょうか…

帰りは町営バスに乗ることができて
町役場まで戻ります。
ここで１時間ほど時間を稼ぐことができたため
調べてみると
神山町に温泉施設があります。
徳島の日帰り・宿泊温泉 | 徳島神山温泉 ホテル四季の里 (kamiyama-spa.com)
さっそく寄り道をすることにして、
夕方のバスで徳島市内に戻りました。

昼食はここでとったのですが、
（写真は、ビールのコースター）
街を離れると飲食店の類は全くといってほど
今はないことが多いので本当に助かります。

昨日は、生名～平等寺、新野（駅）を移動する
ほぼ８時間の間（多くは山の中でしたが）、
飲食店はおろか、パンは売っているような雑貨店も
１軒もなく昼食抜きでした。

お寺に自動販売機はあったので、
エナジードリンクとココアで済ませましたが。

お遍路には、飲料と共に少しは食べ物も
もっていきましょう。

今回のお遍路はここまで。
ほぼ歩き通したお遍路らしいお遍路でした。
ロープウェイの運休はありましたが、
寒波と寒波の間をつくことができて
ラッキーでした。

次は、少し暖かくなった来春でしょうか。
乞う、ご期待。

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