本日(17日)は、今回の四国へんろの旅の最終日です。
台風を少しでも避けるため、朝、早めに起きて、
愛媛・四国中央市から徳島へ向けて移動開始。
愛媛のこの地域(海岸寄り)では少し晴れ間さえまだ見えていました。
徳島道を東進すると三好市近辺で小雨が降ってきました。
この近辺は吉野川の上流です。
吉野川は水量豊かな川と感じていましたが、
やはり四国の地域は少し湿った南風が吹くと
雨が降るのかもしれません。
そういえばではありませんが、
往路でもこの地域だけ雨が降っていました。
阿波市に入って土成ICでおりて
第11番 藤井寺へ。
金剛山 一乗院 藤井寺 – (一社)四国八十八ヶ所霊場会 (88shikokuhenro.jp)
四国へんろを始めた頃(2015年)、
第10番 切幡寺から吉野川を渡ってJR阿波川島駅まで
歩いた道と重なっていました。
結構、景色を覚えていたので驚きました。
当時のコメント:ご参考
本日のハイライトは、最後の切幡寺から、
JR阿波川島駅まで歩く道中で訪れました。
清流で名高い吉野川を渡るのですが、
へんろ道では【川島潜水橋】を渡ることになります。
増水すると沈む橋だけあって、
橋から水面までが近い!
橋に這いつくばって覗き込むと
(とても大きな深い川の)川底まで見通せて
吸い込まれるようです。
今回は、車ですので、潜水橋を渡ることはなく、
大きな普通の橋をあっという間に渡りました。
やはり、思わぬ出会いがあるのは
歩き遍路だと思います。
藤井寺は、いい感じに鄙びた山里のお寺でした。
藤井寺での納経が終ったころに、
雨が追いついてきました。
山の中にある第12番 焼山寺へ行くのは
素直にあきらめて徳島市内に戻って車を返却。
徳島ラーメンをいただいてから、
JR牟岐線で、第18番 恩山寺、第19番 立江寺へ
向かうことにしました。
徳島駅から、恩山寺最寄りの南小松島駅までは20分弱。
駅から恩山寺は、歩いて約1時間ほどでした。
恩山寺は小高い山の中腹にあり、
ここも歴史を感じさせる鄙びたお寺でした。
恩山寺から立江寺へは歩いて1時間20分ほど、
よほどタイミングがよければバスもありますが、
雨の中、歩いていきました。
立江寺は、駅近くの集落の中にあり、
大きな本堂や3重の塔もある立派なお寺でした。
ここまでで、既に、15時を過ぎています。
今回の四国へんろはこれまでとして、
JR立江駅から徳島に戻りました。
さて、次回は、今治近辺とするか、
徳島の残りのお寺を回るか…
乞う、ご期待。
<オマケ:夜行バスの出発まで>
徳島駅駅前には、サンルートホテル11Fに
日帰り温泉 びざんの湯があります。
ホテル最上階天然温泉大浴場 | 【公式】ホテルサンルート徳島 (sunroute-tokushima.com)
基本はホテルの宿泊者向け温泉施設ですが、
日帰り温泉として宿泊者でなくても利用ができます。
鉄分が含まれているということで
茶色っぽいお湯でした。
サウナもちゃんとありました、
お遍路で歩いて、
雨に降られた服、体のまま夜行バスにのって、
一晩、バスの中で過ごすのは、
かなり辛い、耐えがたいものがあると思いますが、
ここで、さっぱりして、着替えてリフレッシュできます。
第11番 藤井寺
第18番 恩山寺
第19番 立江寺