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鶴林寺を10：30前には出発。
（外国人の方はついに現れず）
第２１番 太龍寺に向けて歩き始めます。

この地図の生名～鶴林寺は、基本的にずっと登りでしたが、
鶴林寺から「現在地」の大井まではずっと下り。
そして、大井から太龍寺まではずっと登りという
イジメのようなルートです。

鶴林寺からの下りは「へんろころがし」といわれる急坂で、
まさに一歩一歩、慎重に降りる感じでした。
危険度？としては、下りの方があるような気がします。

大井は谷底で、谷底を流れる川にかかった橋を渡ります。
（２枚目は端からの眺め）

スケジュールは遅れ気味、
ロープウェイを使うこともできないため、
橋からの眺めを楽しむのもそこそこに
太龍寺への登り道にとりかかります。

下りがきつかった分、登りもきつい…のですが、
へんろ道脇を流れる川の１/ｆリズムの音を聞きながら、
綺麗な川の水に感動しながら、
杉林の清涼な空気の中を進みます。

本の案内では、１時間４０分ほどの道のりのはずでしたが、
結局、２時間半ほどかかって、
お昼をまわって13：00前に太龍寺に到着しました。
（太龍寺まであと5分…といったところで、
　バスで一緒だった女性は参拝を終えて
　次の平等寺へ向かうところでした。
　少しずつ、引き離されている？感じ）

第２１番 太龍寺は、西の高野山とも言われているだけあって、
様々なお堂のある立派なお寺でした。

四国へんろのお寺の全てを回るつもりはなくても、
いくつか行ってみようかな？
どこが良いのだろう？
という方にはチョイスとしてお勧めのお寺です。
（ただし、ロープウェイを使って、で）

太龍寺からの下りはロープウェイを使うつもりでしたが、
既に、１時間半遅れのスケジュールの中、
ロープウェイ山麓駅近辺からのバスも
使うことはできなくなってしまいました。
次の第２２番 平等寺まで「歩く」よりありません。

まあ、いろいろあるのがお遍路ですし、
心を鍛えている？のですが。
さて、どうなるでしょうか。
乞う、ご期待。

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